あなたにとって、転職をする上で年収はどれくらい大切?

転職活動の中で、年収を大切にしている人が気をつけなければいけないこと

転職活動を行う上で、気になるものはいくつかありますよね。労働環境、人間関係、希望している仕事内容が出来るかどうか。様々なポイントで気になる部分があります。しかし、その中でも、多くの人が気にするものがありますよね。そうです。収入面です。どうせ転職するのであれば、次の職場では今以上に良い年収になりたいそう願う人も少なくありません。しかし、転職をする上で年収を中心に考えてしまうと大きな落とし穴に落ちてしまうことがあるのです。今回は、転職で年収を考えない方がうまくいくことについて考えていきましょう。

年収がよければ本当に良いのか。

生きていく上で、お金というものはとても大切なものです。ないよりあった方が良いに決まっています。そのため、年収が多ければ多いほど良いと考えられます。また、一握りの人たちしか、高額所得を実現することはできません。しかし、年収だけを考えると、労働環境がとても悪い環境になってしまっているケースや、人間関係が最悪と心のストレスになるような要因の職場が非常に多いのです。このような職場で働くのも悪いことではありませんが、仕事の質がしだいに低下していく可能性があります。その中で、仕事のパフォーマンスが悪くても、収入面が良いからこれくらいのことを我慢するかという気持ちが芽生えます。そうなってくると、人間の感覚というものは次第におかしいものへ変化していきます。その結果、として、お金さえもらっているので、金銭面では苦労しないからという理由で、働く理由=お金となってしまうのです。その会社を退職した後、お金のために働いていたということを他の会社で話しても、面接官の心に刺さることはなく、苦労をすることになってしまうのです。

お金ではなく、先義後利

孟子の言葉で、【先義後利】というものがあります。これは、簡単に説明すると、義理を重んじていれば、後から利益はついてくるというものです。わかりやすく言うと、利益目的よりも、何かの義で動いた方が良いということなのです。仕事をする上でもこの言葉はぴったりではないかと思います。なぜなら、転職活動では、なぜその会社で働きたいと思っているのか。という義が存在します。その義が本物であれば、年収がいくらわるくても構わず働くことになるでしょう。しかし、一生懸命働き結果を出すことで、利益を生む可能性があるのです。つまり、先義後利でやっていれば、そのうち年収がついてくることがあるのです。ですから、転職活動では、年収よりも、どんな仕事をしたら良いのかということを考えたほうが、転職活動をスムーズに行うことが出来る   と言えるのです。

まとめ

転職活動では、年収も大切ですが、それ以上にやりがいや目的も大切です。むしろ、それらの要因を優先することで、年収がより多く得られることもあります。もし、年収を中心に考えて転職活動を進めている方がいたら、一度見直してみるのもありだと思います。